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蜂の巣駆除の時期:春・夏・秋・冬で変わる判断と冬の空き巣の扱い

スズメバチやアシナガバチの巣は、基本的に1年限りです(ミツバチは別)。いつ見つけたかによって、急ぐべきか、待ってよいかが変わります。

冬に見つかるスズメバチやアシナガバチの巣は、多くの場合すでに空で、自治体の資料では翌年に同じ巣が使われることはないとされています。三田市は、ミツバチ以外のハチは冬にすべて死に、女王バチだけが巣を離れて越冬すると説明しています。ハチの出入りがない空の巣は、急いで業者に頼む必要はなく、札幌市は「そっとしておきましょう」と案内しています。ただし地域・種類・その年の天候によっては11月以降もハチが残っていることがあり、冬だから必ず空とは限りません。小さい巣でも、日を変えて離れた位置からハチが残っていないことを確かめるのが前提です。ただしミツバチの巣は例外で、同じ巣を使い続けて大きくなるため、早めの対応が必要です。

瓦屋根の軒下に外皮のある大きな蜂の巣が付いた住宅のイメージ画像
写真はイメージです。実際の現場・施工事例ではありません。

この節の出典:三田市のハチの案内、札幌市のハチの案内、さいたま市のスズメバチの巣の案内

季節ごとの判断

スズメバチ・アシナガバチの1年の流れと、その時期にすること(自治体資料から。ミツバチは除く)
時期巣の状態すること
春(4〜6月ごろ)女王バチが1匹で巣を作りはじめる。横浜市・甲府市は4〜6月、札幌市は5〜6月ごろ家のまわりを点検。見つければ比較的安全で費用も安く駆除できる時期(小さい巣の記事)
夏(7〜8月ごろ)働きバチが増え、巣が急に大きくなる。横浜市では7〜10月に相談が集中生活に支障のある場所なら早めに対処。スズメバチは業者へ
秋(9〜10月ごろ)巣が最大に。甲府市・大阪市淀川区(2012年)は9月下旬〜10月上旬、千葉市・札幌市は9月ごろ。最も刺されやすい時期巣に近づかない。自分で取らない。どうしても必要なら業者へ
冬(11月ごろ〜)働きバチは死に、巣は空になっていく。巣の群れは冬を越さないが、新しい女王バチは巣を離れて朽ち木や土の中で越冬する。地域や天候で遅くまでハチが残ることもある出入りがなければそのままでもよい。取るなら日を変えて出入りがないことを確かめてから
時期は地域と種類で前後します。横浜市青葉区は「4月位から巣を作り始め、10月位まで活動」と説明しています。

この節の出典:横浜市のハチの案内、甲府市のスズメバチの案内、札幌市のハチの案内、千葉市のハチの防除方法、大阪市淀川区のハチの案内(2012年)、横浜市青葉区のハチの話、横浜市のアシナガバチの駆除方法

秋の巣がとくに危ない理由

秋は巣の中のハチの数がもっとも多い時期です。大阪市淀川区の案内(2012年)では、キイロスズメバチはピーク時に働きバチが1,000頭以上になることもまれではないとされ、9月以降は越冬の準備で攻撃性が増すことがあると書かれています。札幌市は7〜9月を1年で最も刺されやすい時期としています。庭木の剪定や草刈りでうっかり巣に近づく事故を避けるため、藤沢市は夏や秋の手入れは十分に注意するよう呼びかけています。

この節の出典:大阪市淀川区のハチの案内(2012年)、札幌市のハチの案内、藤沢市のハチの案内

冬に見つけた空の巣をどうするか

  • 翌年は使われない:横浜市港北区・八王子市・川崎市・相模原市が、空になった巣は翌年以降再利用されないと説明しています。「巣を残すとまた来る」と考えて急ぐ必要はありません。
  • そのままでもよい:札幌市は出入りのない巣はそっとしておくよう案内しています。相模原市は、残された巣がほかの小さな昆虫の巣になることがあるとしています。
  • 取るなら:暖かい日に離れた位置から数回見て、ハチの出入りがないことを確かめてから、足元の安定した低い場所で落とします。高い所の巣、脚立が必要な巣、ハチが残っているか分からない巣は自分で取らず、業者に相談してください。
  • 自治体の制度は使いにくい:八王子市の公費駆除、世田谷区の無料除去、さいたま市の市負担の駆除は、いずれも空の巣を対象外としています。武蔵野市の助成も、出入りのない古巣は対象外です。八王子市の協定事業者に有料で撤去を頼めるかどうかは、事業者に確かめてください。

この節の出典:横浜市港北区のハチの案内、八王子市のハチの巣の駆除、川崎市のハチの駆除方法、相模原市のハチの暮らしの解説、札幌市のハチの案内、世田谷区のハチの巣の除去、さいたま市のスズメバチの巣の案内、武蔵野市のハチの案内

この節の出典:さいたま市のスズメバチの巣の案内、広島市のハチのFAQ、神戸市のハチの案内

取った巣の捨て方

取り除いた巣は袋に入れて口を縛ります(広島市)。ハチが残っているおそれがあるときは、川崎市のように袋の中に殺虫剤を噴霧してから密閉する方法もあります。横浜市は、アシナガバチの巣はつぶしてごみとして処分するよう案内しています。何ごみに当たるかは自治体の分別区分に従ってください。落ちているハチは、死んでいるように見えても素手で触らないでください。

この節の出典:広島市のハチのFAQ、川崎市のハチの駆除方法、横浜市のアシナガバチの駆除方法

冬のうちにしておくこと

  • 今年巣があった場所を記録しておき、春に重点的に点検する。
  • ハチの出入りや巣がないことを確かめたうえで、通気口に目の細かいネットを付け、外壁の割れ目や節穴を補修する(神戸市・藤沢市・札幌市)。ハチが出入りしている穴はふさがない。
  • 庭木を短く刈り込み、巣を見つけやすくする(相模原市)。
  • 雨戸を閉め切りにせず、定期的に開閉して点検する(相模原市)。

巣を見つけたときの全体の判断は蜂の巣を見つけたらに、作業の時間帯は蜂の巣駆除は何時がいい?にまとめています。

この節の出典:神戸市のハチの案内、藤沢市のハチの案内、札幌市のハチの案内、相模原市のハチの暮らしの解説

参照した情報

公的機関・事業者の案内は更新されることがあります。手続きの前に、最新の内容をご自身でご確認ください。この記事は一般的な情報の整理であり、個別の状況の診断・判定ではありません。

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