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めちゃくちゃ小さいアリが台所に出る:種類の手がかりと対処

「めちゃくちゃ小さい」アリは、外から入ってくる種類とは巣の場所も対処も違うことがあります。まず大きさと出る場所を確かめます。

台所に出る1〜2mmほどの小さいアリには、家の中に巣を作る種類がいます。名古屋市衛生研究所によると、イエヒメアリ(約2mm、淡褐色で腹部の後半が黒ずむ)は畳の下・内装材の下・家具のすきまなどに巣を作り、ヒメアリ(2mm以下、光沢があり腹部全体が黒)は牛乳ビンや粉ミルクに群がることがあります。対処の基本は、食べ物と汚れを片付けたうえで、アリが出る場所の近くにベイト剤を置いて巣まで運ばせることです。見た目だけで種類を断定するのは難しいため、繰り返し出る場合は定規と一緒に写真を撮って相談に使えるようにしておきます。

台所の床の幅木沿いに落ちたパンくずへアリが列を作っているイメージ画像
写真はイメージです。実際の現場・施工事例ではありません。

この節の出典:名古屋市のアリ類の解説、環境省のアルゼンチンアリ防除の手引き

大きさと色の手がかり

住まいで見られる小さいアリの例(名古屋市衛生研究所・環境省の資料から)
アリ働きアリの大きさ・色住まいとの関係
サクラアリ1〜1.5mm、褐色乾燥した草地などに営巣。羽アリが屋内で見つかることが増えている
ヒメアリ2mm以下、光沢があり腹部全体が黒色屋内に侵入・営巣することもある。牛乳ビンや粉ミルクなどに群がることがある
イエヒメアリ約2mm、淡褐色で腹部の後半が黒ずむ、光沢は鈍い屋内に多く、畳の下・内装材の下・柱・家具のすきまに営巣。人の皮膚を噛むことがある
ルリアリ約2mm、黒色で瑠璃色の光沢ベランダなどに営巣したものが家屋内に侵入することがある
アルゼンチンアリ(外来種)2.2〜2.6mm、薄い黒褐色〜茶褐色国内の侵入地域では大量に群れる。自治体の案内を確かめる
体長は資料に書かれた目安で、実際の見分けには専門的な確認が必要です。この記事の画像も種類を示すものではありません。

この節の出典:名古屋市のアリ類の解説、環境省のアルゼンチンアリ防除の手引き

種類を確かめるための写真の撮り方

環境省はヒアリの判別用に、写真はアリにピントを合わせて明るい状態で撮り、アリの横に定規を置くか方眼紙の上に載せて撮るよう案内しています。群れの場合は1匹だけでなく集団の様子も撮ります。写真は触らずに安全に撮れる範囲だけで十分です。生きたアリを定規や方眼紙の上へ移そうとしないでください。ヒアリが疑われる場合は近づいたり触ったりせず、その場で撮れる範囲にとどめます。死んでいるアリでも素手では触りません。家の小さいアリでも、ピントと明るさに気をつけて撮っておくと、自治体や業者に相談するときに種類の見当をつけてもらいやすくなります。

この節の出典:環境省のヒアリ相談の案内

台所での対処の順番

  1. 食べこぼし・調味料のしずく・甘い物の袋を片付け、シンクまわりと床を拭く。
  2. 砂糖・菓子・粉ミルク・ペットフードは、口を閉じた容器に移す(ヒメアリは粉ミルクなどに群がることがある)。
  3. アリが出る場所の近く、通り道の上にベイト剤を置く。メーカーは台所も使用場所の例に挙げている。
  4. 置いた周りではスプレーを使わず、数日から様子を見る。寄りつかなければ置き場所や時間を変える。
  5. 減ってきたら、出てきたすき間(幅木・シンク下の配管まわりなど)を確かめ、換気や排水の機能を妨げない範囲でふさぐ。コンセントやスイッチまわりから出入りしている場合は、分解したり中に薬剤やシーリング材を入れたりせず、管理会社や電気工事の専門家に相談する。

行列のたどり方と記録表は室内・家の中のアリ駆除に、ベイト剤の置き方と効かないときの見直しはアリの巣を駆除するにはにまとめました。

この節の出典:アース製薬の製品情報(容器入り毒餌)、名古屋市のアリ類の解説

台所で薬剤を使うときの注意

  • スプレーは食品・食器・調理器具にかからないようにする。製品表示で飲食物・食器にかからないよう求めている製品がある。
  • 屋外専用の液体・シャワータイプを室内で使わない。
  • ベイト剤は子どもやペットの届かない場所を選ぶ。環境省の手引きは乳幼児やペットの誤食予防が必要としている。
  • 冷蔵庫の下や裏など電気製品のまわりにスプレーするときは、製品の使用場所の表示を確かめる。

この節の出典:アース製薬の製品情報(液体シャワー)、環境省のアルゼンチンアリ防除の手引き

自分で続けても減らないとき

家の中に巣がある種類は、壁や床下など手の届かない所に巣があることがあります。ベイト剤の製品表示に書かれた期間を目安に置き直しても減らない場合は、業者に調査を頼むことも考えます。人が噛まれる、食品にアリが入るといった被害があるときは、期間を待たずに相談してください(アリ駆除を業者に頼むべき場面)。見慣れないアリが大量にいて外来のヒアリが疑われるときは、毒餌を置かずに環境省ヒアリ相談ダイヤル(0570-046-110)か市区町村に連絡してください。

この節の出典:環境省のヒアリ相談の案内

参照した情報

公的機関・事業者の案内は更新されることがあります。手続きの前に、最新の内容をご自身でご確認ください。この記事は一般的な情報の整理であり、個別の状況の診断・判定ではありません。

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